【コンクール】バスティンピアノコンクール全国大会にピアノ生徒が出場、優秀賞受賞。


2019/12/25㈬
第10回「バスティンピアノコンクール」全国大会 名古屋市熱田文化小劇場
小学3・4年の部に、

ミュージック・ツリー音楽教室
ピアノ教室 生徒 H・Tさん(小学4)が参加、優秀賞を受賞しました。

<全国大会>結果は→コチラから


↑H・Tさんコンクールでの演奏
<曲目>
課題曲 バスティン作曲 「マクドナルドおじさんのロック」
自由曲 クーラウ作曲 「ソナチネOp.55-1 第2楽章 Vivace」

▶課題曲:元気にはつらつと表現するために
●打鍵のスピードを速く
●打鍵した最後の音の処理をすばやく
●メロディーの音階のトップ(最高音)に向かっていく
●左手ベースを響かせるための小指のタッチポイントやフォームの見直し
など、<マクドナルドおじさん>をイメージしながら進めました。

▶自由曲:

↑<参考動画>PTNA より 演奏:中川京子先生
誰よりも気に入っている中川先生の演奏の様な1音1音の粒立ち、
生き生きした表現 を一緒に研究しました。

●音の向かう方向:地区大会の時と同様、どうしても音を下にたたきつけてしまいます。
左手の音を下ではなく上に響かせる練習を繰り返しました。

●次のフレーズ開始音の打鍵タイミング:フレーズの最後のロングトーンの響きを聴ききれず、次のフレーズに入ってしまうため、焦りやあわただしさにつながります。
会場での響きをよく聴く、呼吸する、など開始音のタイミング練習を繰り返しました。

●撮影:レッスンの内容を保護者様が撮影、自宅での練習に何度も見返しながら次のレッスンまでの自宅練習を効率的に進めました。
限られた時間で行う一回一回のレッスンを大切にしてくださる撮影・自宅練習での参考にする、など保護者様のご協力が、生徒の<成長>に効果的です。

保護者の方のご尽力と本人の努力が、再度の表彰の結果となりました。

▶審査員の先生 講評から
<マクドナルドおじさんのロック>
●メロディーの歌い方が上手です。気持ちが伴っていました。
●流れ良く弾けました。少し音がつぶれてしまうので、もう少し粒がはっきりすると良いね。・・今後の課題
●良いテンポ感です。左手の和音のフレーズの終わりを響きを大切に切れると良いです。・・今後の課題

<クーラウ:ソナチネOp.55-1 第2楽章 Vivace>
●フォルテ・ピアノのコントラストをじょうずにタッチで弾き分けていてテクニックがいいです。音楽の構成力もあり完成度が高かったです。
●とってもじょうず!曲をよく理解し、演奏されました。音の軽さや音色の変化がとても良いです。
●もう少し和音やところどころに音だけではなく、空気を感じてね。・・今後の課題
●明るいです。丁寧です。フレーズのまとまりが良く伝わります。
エネルギーの配分に説得力があります。

4回目の全国大会出場、優秀賞、おめでとうございました。
お疲れ様でした!

文責・指導:古田ほづみ 先生(ピアノ講師)