レッスン終了3分前アラーム _今月は動物の謝肉祭より『水族館』

こんにちは。
ミュージック・ツリー音楽教室　ヴァイオリン講師の古田葵です。

さて、私のレッスンでは
《レッスン終了3分前アラーム》を、月ごとに楽曲をかえて鳴らしています。

●アラームの目的
a)その月に合った曲（ジャンル様々）で、沢山の名曲に触れる・親しむ
b)曲のルーツを知ることで、相対的な音楽の学習になる
c)レッスンにメリハリをつける
が、目的です。

今月10月のアラームは、
サン=サーンス　組曲『動物の謝肉祭』より第7曲目【水族館】

〔ピアノ2　ヴァイオリン2　ヴィオラ　チェロ　フルート〕
で演奏されます。
2台のピアノのキラキラした音で、水中を
フルートとヴァイオリンでスイスイと泳ぐ美しい魚たち
を描写しています。

ミステリアス＆おとぎ話のような幻想的な世界観です。

古田家のCD・レコード棚は、宝の宝庫✨
家族みんなで揃えたCD・レコードがいっぱい。

今月題材の「動物の謝肉祭」も古田家のCDから♪

〔　演奏　〕
マルタ・アルゲリッチ,ネルソン・フレイレ（ピアノ）
ギドン・クレーメル,イザベル・ファン・クーレン（ヴァイオリン）
タベア・ツィンマーマン（ヴィオラ）
ミッシャ・マイスキー（チェロ）
ゲオルク・ヘルトナーゲル（コントラバス）
イレーナ・グラフェナウアー（フルート）
エドゥアルト・ブルンナー（クラリネット）
マルクス・ステッケラー（シロフォン）
エディット・ザルメン=ウェーバー（グロッケンシュピール）
——–
超豪華な面々による、ワクワクの演奏です。

水族館の、水が煌めきクラゲたちが舞泳ぐ世界に目を輝かせて
「そこには何がいるの！？」
とビニールカーテン越しに、私のスマホに近づいてくる生徒。
どんな色や生き物が見えるのかな？

そうそう、先生これが見たかったの（笑）
水族館は特に、神秘的な旋律が子ども生徒のハートをつかむようで、
どの生徒も目がキラキラ✨

毎月はじめ、「今月は何の曲にしよう～」
「生徒、どんな顔するやろ～」
と、選ぶ私も楽しんでいます。

10月がなぜ「水族館」かって？
ハロウィンの時期になると、日本ではCMでよく使われているんです。
最近で言うと、ドミノピザ。

去年だと、au三太郎（笑）

ハロウィンがテーマの曲ではないのだけど、
幻想的で神秘的な旋律が、霊的な世界観を効果的に連想させるのでしょうか。
本当によく、9月10月に水族館を聴きます。

10月アラームの候補として、
●ハチャトゥリアン 【仮面舞踏会】
●ヴィヴァルディ　四季より【秋】
●モーツァルト　レクイエムより【涙の日】
●里の秋
●その他
悩みまくったのだけど、今年は【水族館】で！

来年の10月を楽しみに、上達していきましょう♪♪♪

さて、10月も中盤となりましたので、
私の方は11月アラームを考えていきたいと思います。
素晴らしい曲がいっぱいあるんです！！！
音楽って、本当に楽しい。

「今月は何の曲なん？」と生徒たちも興味津々で、そんな音楽談話もレッスンの醍醐味の一つです。
生徒の音楽を好きな気持ち・親しむ気持ちが刺激されたら、
先生冥利に尽きます。

〔文章〕
ミュージック・ツリー音楽教室　ヴァイオリン/ヴィオラ講師　古田葵