【発表会】第15回定期コンサートを開催しました | 2019/03/30㈯,31㈰

プログラム【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
【2019.03.30㈯,03.31㈰】
ミュージック・ツリー音楽教室・後援会ひまわり主催
「第15回定期コンサート」
を、さざんかホールで開催しました。

▶プログラムは→コチラから

看板【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
ご挨拶

定期コンサートは「練習過程を大切にしながら共に創り上げていく」がコンセプトの、生徒発表会です。
 昨今のように価値観が多様化している社会情勢の中で、幼児~60代大人まで、価値観や生活スタイルが違う生徒たちが一同に集まり、共に練習を重ねること自体、とても厳しい現実がありますが、長年培ってきた教室コンセプトを大切に、生徒・スタッフ・講師一同、練習を重ねてきました。
「演奏も鑑賞も楽しい!」をモットーに、お客様とも楽しい時間を共有できれば幸いです。
 このコンサートのためにご尽力・ご協力下さいました教室会員様・保護者様、そして会場に足をお運びいただいた皆さま方に心よりお礼申し上げます。

      教室代表 古田ほづみ(ピアノ講師)
      教室後援会ひまわり スタッフ一同 

1・2部集合写真【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】

    ↑2020年3月30日㈯1・2部 集合写真

3・4部集合写真【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】

    ↑2020年3月31日㈰3・4部 集合写真

1部【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
【 第1部 】
主に幼児~小学低学年生徒の発表の場です。
ご家族での連弾や、子どもたちの笑顔にあふれた歌を演奏発表しました。

2部【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
【 第2部 】
初級~上級、小学高学年~大人生徒と、
レベル・年齢共に幅広い生徒の演奏発表です。
経験年数の長い弦楽器、ピアノ生徒の演奏発表でした。

3部【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
【 第3部 】楽器経験年数の長い小学生~大人生徒の発表の場。
参加生徒全員が第4部の合唱とアンサンブルで演奏発表しています。
音楽合宿やアンサンブルレッスンなど。教室行事に積極的に参加し、コンクールやピアノステップ等への出場生徒が多いのも、この3部の特徴です。

3部ブログは→コチラから

4部【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
4部【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
【 第4部 】
アンサンブルと合唱発表の場です。
発表前に、今年二月に亡くなったマイクさん(教室創設時から長年にわたって教室生徒の活動の場を支えてくれました)への「追悼式」を、
「後援会ひまわり」が企画してくれました。
過去ミュージック・ツリーで演奏した「愛すべき未来へ(2011年演奏)」「銀河鉄道999(2015年演奏)」を、プロジェクターへ投影、鑑賞しました。


    ▼各方面よりコメントを頂きました✍

    《 ひまわりスタッフ Oさんから 》
    コンサート2日間にわたり、大変お世話になりありがとうございました。
    マイクさんも天国から見守って下さってるんだろうなと思いながら過ごしました。先生には大変な状況の中、今回のコンサートを生徒達のためにやり遂げて頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。
    ひまわり企画の追悼プログラムでは、マイクさんやみんなの笑顔と思い出が溢れていて涙が止まりませんでした。息子が『マイクさんレッスンの時に鍵盤が剥がれて、付けにきてくれたよね、元気かな?』と言っていました。みんなの心の中に残っています。
    発表会の写真を見ながらみんな良い表情で、日常はともすれば地味な練習の積み重ねですが一気に満開の花が開いたような素敵な笑顔に溢れていますね!
    これも先生方の熱心な指導のおかげだと思います。
    スタッフとして参加させて頂いて、イベント好きな主人も楽しかったと言っていました。

    《 Tさん お母様 》
    今年は初めての二日間出席で、いつもなら聴けなかった方の演奏やアンサンブルも聴けて、コンサートを満喫させていただきました。
    連弾では、ホールのピアノの低音の響きの良さに感動し、久しぶりにいいピアノに触れて親子で楽しく演奏させていただけました。生徒さんと先生の連弾「のどかな風景」感動しました。音もよく響いてきれいでしたし、先生の1音1音丁寧な弾きかた、みとれました。音のキレイさには、思わず涙が出そうになりました。大好き曲なので、ビデオでもう一度聴くのが楽しみです!
    今回初めて少しお手伝いさせていただきましたが、沢山の方の協力あってコンサートが出来上がっていることを知り、ありがたいなと感じました。
    また一年、レッスン宜しくお願い致します。 

    《 生徒 K・Yさん(12歳)》
    私はこの日のために練習を頑張ったのであまり緊張しませんでした。今回、本番は必ず完璧に演奏できないという事に、初めて気が付きました。練習の成果が100%出る訳ではないと分かったので、満足できる演奏をするためには、普段家で、150%の全力で練習しないといけないんだと分かりました。

    《 Sさん お母様 》
    わが子の参加も4回目となり、ほどよい緊張の中で本番の舞台をこれまで以上に楽しんでいる様子でした。よくぞここまで続いたなあと感慨深いです。これからも楽しむ気持ちを忘れずに頑張ってほしいです。

    《 生徒 T・Kさん(15歳)》
    今回、自分なりに楽しみながらバイオリンに向き合いました。伴奏の先生の音を聴いて掛け合いをしたりハーモニーの中に溶け込むことを意識して演奏することができました。一歩引いたところ冷静に演奏できていつもと違った楽しさがありました。他の生徒さんは本当に落ち着いていて、音楽的表現もテクニックも前回から確実にパワーアップされていて感動しました。

    《 生徒 S・Yさん(9歳)》
    演奏前は心臓がドキドキしましたが、演奏が始まると先生に教えてもらった僕の3つの注意点(はね・響き・強弱)を考えながら演奏できました。Wさんの強弱が分かりやすかったのとピアノTさんがリズムに乗っていて楽しかった。

    《 Yさん お母様 》
    初めて参加させて頂きましたが、とても楽しく心に残る発表会でした。4部の生徒さんと先生たちのアンサンブル、とてもかっこよくて、感動しました。

    《 Mさん m.t.palletお客様 》
    いつもm.t.palletさんのコンサートを聴かせて頂いています。
    今回初めて3部4部で生徒さんの演奏も聴かせて頂きました。
    ピアノのKくんHさんの演奏に感動しました。どの生徒さんもみなさん堂々としてて立派でした。将来が楽しみですね!
    先生方が心血注いで育てている宝物たちを観ることが出来て良かったです。
    プログラムを見ると94名も生徒さんがいるのですね!一大音楽共和国ですね。
    おそらくマイクさんは空中の特等席でずっと観ていたと思います。
    49日の前に今回の定期コンサートが観れて喜んでおられるのでは・・・?
    コンサート終わり、ガラス窓をポツポツと雨粒が叩き始めたので奈良観光もできないまま雨カッパを着て、大阪へ戻りました。山を超えて大阪府へ入ると、雨は降ってなくて地面も濡れてない・・・コンサートの終了と共に降り始めたことといい、大阪には降らずに奈良だけに降ってたことといい、マイクさんが今回のコンサートを開いてくれた全ての人への感謝の涙雨を降らせたのだろう・・・と自然に思いました。
    心和む休日を過ごさせてもらいました。また来たいです。 

表彰式【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
表彰式【ミュージック・ツリー音楽教室第15回定期コンサート】
《 編集後記 》
今回の定期コンサートでは、10年・5年・受験間の「教室継続賞」を受賞をされる生徒さんの人数に驚きました。受賞された生徒さんの年代も10代~大人まで様々です。
どれだけ「好きなこと」でも、継続していくことが困難になるタイミングが、それぞれにあったかと思います。その中でこれだけの生徒さんが継続され舞台に立たれるというのは、生徒さんやご家族の努力の賜物だと思います。「練習出来なくなったからやめる」ではなく、「どう向き合っていくか」考え続けるということを、生徒や教室から教えてもらいました。
 ところで、私自身「指導」を続けていく中でつまずくことが沢山。先輩先生のレッスンや伸び伸び学ぶ生徒たちをを見学させてもらって刺激を受けています。コースの組み方の工夫や、一人一人のシチュエーションに合った課題など「無理なく楽しいレッスン方法」のバリエーションの多さに感動!
私も常に学び続け、毎回のレッスンで状況を把握をし無理なく楽しく続けられる的確な指導ができる講師になりたいです。
音楽を通して未知なる経験をし続けた先に、心の彩りが生まれると信じているからです。
 定期コンサートは、5年10年受験時も学びに来てくれた生徒さん、これから成長される皆さんの姿が眩しくて宝物のように思えた二日間でした。

文責:古田葵(ヴァイオリン,ヴィオラ講師)